動画編集に使用している Premier Pro のバージョンが v220 にメジャーアップデートされました。
今回のアップデートは「Adobe MAX 2021」の開催に合わせてということのようです。
主要な変更点としては、以下の項目が挙げられています。
- 音声のテキスト化機能の強化
- リミックス(ベータ版):(Adobe Senseiを搭載)
- 楽曲とビデオが調和するように曲を自動補正(ベータ版)
- デバイス上の音声テキスト変換(ベータ版)
- 新しい読み込みモードの向上(ベータ版)
- シーケンスを簡易化
- H.264 および HEVC のカラーマネジメント
- 10 ビット HEVC の再生機能の向上
- M1 搭載 Mac での 10 ビット H.264 の再生機能の向上
- Sony XAVC-L-HDR のカラーマネジメント
- 色付きベクトルスコープ
- 機能が向上したヒストグラム
- Lumetri 曲線の改良
- トリミング選択を復元
- チームプロジェクトのメディア再リンク機能の強化
ソース:https://3dnchu.com/archives/adobe-max-2021/#Adobe_Lightroom_Classic_v110
気になる新機能
このうち新機能として最も気になるのが「リミックス(ベータ版):(Adobe Senseiを搭載)」です。
これは音源の長さを好きな時間に調整できるというもので、この機能を使用することによってBGMの音源を容易に映像に適用できるようになります。既に YouTubeに紹介動画も挙がっていますが、今後の動画制作において必須のツールとなりそうな予感です。
また「Adobe Sensei」というネーミングも中々面白いですね。
この Adobe Sensei(アドビ先生)は、Adobe Experience Platform上のAI機能のことで、日常的な作業や反復作業を自動化したり、顧客データを理解して予測するなどのことができるようです。
この他にも「音声テキスト変換」や「カラーマネジメントの強化」など、使ってみたい機能が多く搭載されているので、使用感などは今後レポートしてみたいと思います。