活字(テキスト)離れと言われ始めて久しいですが、最近はテレビの他にネットメディアが発達したことによって、よりテキスト離れが進んでいます。
わたし自身を振り返ってみても、ブログを更新したり YouTubeの台本を書いたりする以外ではほとんどテキストを書きませんし、書籍を読む機会もかなり減ってきています。
具体的には、以前は週に1冊程度は必ず読んでいたのに、現在は月に1冊がやっとという具合です。
テキストではなく動画
最近は専門書に掲載されているような内容においても YouTubeで解説動画としてアップされていたりするので、知識を習得するためにテキストを読む習慣が薄れてきています。
本の要約系チャンネルなどは端的な例ですが、この現象について岡田斗司夫さんは「知識を学びたい(賢く思われたい)層の数自体は変わっていないが、主要メディアがテキストから動画へ移っている」と言います。
確かに要約系チャンネルは、概要をさらっと知って、知識を学んだ気にさせてくれます。
つまり、より「簡単に」「楽に」知識を学びたい(賢く思われたい)ニーズに応えるのがこれらの解説動画で、その影響を受けてテキスト離れしているというのが現実のようです。