メディア制作やエンジニアリングに欠かせないツールがパソコンです。
そこで今回は、わたしが使用しているパソコンのスペックを紹介します。
パソコンスペック
メディア制作において、最もパソコンに負荷がかかる処理は「動画制作」です。
この動画制作では、比較的重い動画ファイルをリアルタイムでプレビューしながら、必要なカットを切り抜いていきます。
この時、パソコンのスペックが足りていないと、描画がもたついたり、あるいは動かなくなったりします。そのため動画制作を快適に行うには、どの程度のスペックのパーツを搭載しておくかが重要になります。
CPU
CPUはシングルコアのスペックももちろん重要ですが、マルチコアによる並列処理性能も重要です。
おそらく動画編集するにあたっては、4コア以上が必要になるかと思います。
わたしは「AMD Ryzen 5 3600 6-Core Processor 3.59 GHz」を使用しています。
6コアだと若干性能が足りないと感じることもありますが、多くの場合は快適に作業できます。
メモリ
CPU性能と並んで重要となるのがメモリ容量です。メモリは作業スペースに相当するもので、容量が大きいほど大量料のデータをリアルタイムで扱うことができます。
動画制作においては16GB以上が推奨されることが多く、わたしは16GBのDDR4メモリを2枚使用して32GBにしています。
ちなみにメモリクロックについては、2600MHzや3200MHzなどの種類がありますが、体感としてはクロックが高くなったからと言って、処理速度に大きな違いはありません。
そのため価格を抑えたい場合は、2600MHzで問題ないと思います。
GPU
昨今の動画編集ソフトは、GPUによるエンコードに対応しているため、動画のプレビューやエンコードをスムーズに行うためにはGPU性能が重要になります。
現在は「Nvidia GeForce GTX 1660 SUPER」を使用していますが、4K動画の編集時にビデオメモリの容量が不足しがちなので、頃合いを見てアップデートしたいところです。
ストレージ
ストレージは「1TBのM.2SSD」と「512GBのSSD」を併用しています。
最近は動画制作の機会が増えて大きなデータがかなり溜まってきたので、外付けHDDの導入を検討しています。
キーボードとマウス
入力インターフェースは、キーボードとマウスのどちらもロジクール製のものを使用しています。
ロジクール製品は、「Logicool Options」を使用することで複数のPC間で並行して作業を行うことが可能で、一度使い始めると病みつきになります。
ちなみにキーボードは「MX keys for mac」、マウスはホイールパッドの「MX ERGO」です。
その他
自作PCだとマザーボードの種類によってはポート数が不足していたり、Wi-Fi接続ができなかったりするため、増設用のパーツが必要です。
そのためUSBハブとして「VANMASS USB C ハブ Type-C hub」、Wi-Fiアンテナには「Archer T4U Plus」を使用しています。
どちらも安くて安定的に使用できているので特段不満はありません。
何の役に立つかはわかりませんが、参考にしてみてください。