これまで4冊の電子書籍を出版してきました。
そこで今回は、コレまで出版した電子書籍の概要と出版部数についてまとめてみます。
1冊目
2021年1月末に初めての電子書籍を出版しました。この書籍はいわゆるハウツー本で、回路シミュレータの使い方を解説した書籍になります。
出版にあたっては、シミュレータの機能を改めて確認するとともに、ハンズオンで学習するための題材を決める準備期間が1週間ほど費やしました。
執筆に関しては、はじめのフォーマットづくりに1日ほど費やしてしまいましたが、記事そのものは順調に執筆することができました。
出版部数については、発売から約7ヶ月経過した現時点で125部ほど売り上げています。
ちなみにこの書籍では、一度だけ無料キャンペーンを実施しました。キャンペーンは約1日間だけの限定したものでしたが、Twitterなどで告知した結果もあってか、その期間中に150部売り上げることができました。
この1日で150部という売上は、アマゾンにおいて部門別ランキング1位を獲得可能な部数で、この書籍の場合3部門で1位を獲得できました。
2冊目
2冊目は、2ヶ月後の2021年3月に発売しました。内容としては、1冊目のハウツーから更にレベルアップを図るためのものになっており、シリーズ物として読めるようになっています。
この書籍の執筆では、文字数が前作より2倍以上となっていることもあって、全体の構成、さらに執筆後の校閲にかなり時間を要しました。(とはいえ、その後に更に文字数の多い書籍を執筆することになります)
出版部数としては、6ヶ月で約60部程度となっており、1冊目からの継続性で考えると5人に1人くらいが購入してくれていると考えられます。
3冊目
3冊目は、2冊目から1ヶ月後の2021年4月にリリースしました。この3冊目は、これまでの書籍とテイストが異なり、電子部品の知識を解説した書籍になります。
解説にあたっては、技術的な部分ではブログコンテンツがもととなっているのである程度スムーズに執筆できましたが、全体の構成、更には文体の統一などにかなり労力を要しました。
なお書籍のボリュームについては、60,000字程度になっており、2冊目から更に3倍の分量になっていますが、販売価格は2冊目と同じです。
これまでの出版部数は50冊程度です。
4冊目
先日リリースしたばかりの4冊目は、思い入れの強い分野ということもあってか、全体の構成を決めるのに試行錯誤しました。
またコンテンツについても、ブログ記事だけでは賄うことができず、それなりの分量の追記が必要となったため、執筆にもかなり時間を要しました。
そして全体のボリュームとしては、最終的に80,000字を超える分量となってしまい、校閲にも過去最長の時間がかかりました。
これまでの電子書籍の出版の経緯をまとめてみました。
どなたかの参考になれば幸いです。